太陽光発電の仕組み

太陽光発電の仕組み

太陽光発電は、日射による光エネルギーを太陽電池によって電気エネルギーに変換する発電方式です。
ソーラーパネルで得られた電気は直流なので、これを家庭で使えるように交流に変換する機能と、発電量や売電量がわかる電力量計までを含めて太陽光発電システムと呼びます。
太陽光発電システムは、ソーラーパネル(太陽電池モジュール)、接続箱、パワーコンディショナ、分電盤、電力量計で構成されています。

 

太陽光発電の最大定格出力は電力で表され、単位としてKWが用いられます。
一般的な住宅では、4KWの最大出力で導入される場合が多く、パワーコンディショナもこの仕様のものが一番多く販売されているようです。

 

電力(W)は電流(A)と電圧(V)をかけた数値になります。
ソーラーパネルで発生する電流は、日射量が多くなるにつれ、ほぼ比例して大きくなります。
これに対して、電圧は太陽電池の温度が低い方が高くなります。
つまり、日射量を多くして、太陽電池の温度を低く抑えた場合にもっとも効率的な発電を行えます。
通常、日射量が増えたり大きな電流が発生すれば電池温度も上昇するので、様々な条件下において、最大出力を発生するための最適な日射量と温度の組み合わせが存在することになります。