太陽光発電システム

塩害について

塩害とは、電気機器の表面や内部機器に、塩分を含む風や雨、汚れなどによって腐食したり、錆が発生したりする被害のことです。
塩害によって、電気機器の絶縁が劣化するだけでなく、重大な故障の原因となります。
一般的には、
直接波しぶきがあたる場所を「岩礁隣接地域」、
海岸から200m~500m以内を「重塩害地域」、
海岸から2km以内を「塩害地域」
と区別して、対策を施すことになります。

 

太陽光発電システムの場合、
海岸から500m以内を「重塩害地域」、
海岸から2km以内を「塩害地域」
としているメーカーが多いようです。

 

直接波しぶきがあたる場所はもちろんのこと、「重塩害地域」には、設置不可能とするメーカーがほとんどです。

 

 

20年以上稼働する太陽光発電システムにとっては、塩害が予想される場合、その対策は必須です。

 

塩害対策地域について、統一された基準はなく、メーカーの自主基準によっています。